こんな症状でお悩みの方におすすめ！
- 耳が詰まったような感じがある
- 耳鳴りが気になる
- 会話がこもって聞こえる
- あごのだるさや違和感がある
- ストレスが耳に出やすい
ツボの場所をみつけよう！
聴宮（ちょうきゅう）
- 耳たぶの前、口を開けたときにへこむところ
- 頬骨のすぐ下、あごの関節のくぼみ
聴宮は手の太陽小腸経に属するツボ。
この経絡は、耳・目・後頭部・肩甲骨など、頭部と上半身のバランスに関わります。
聴宮は、耳の前に位置し、あごの動きと連動して開閉するポイント。
耳鳴り・閉塞感・音の聞こえづらさなど、耳まわりの不調に対して使われます。
また、顎関節の緊張や食いしばりによる不快感にも効果的とされています。
〜ツボの押し方〜
押し方
- ツボに指の腹を垂直にあてる
- やさしくじんわりと圧をかける
- ３〜５秒押して離してを数回繰り返す
ポイント
- 深呼吸しながら行うとよりGOOD
- 痛気持ち良い程度の強さでおす
〜お灸の据え方〜
据え方
- ツボの位置を確認（印をつけてもOK）
- お灸の台座を持ち、先端に火をつける
- ゆっくりツボの上に置く
ポイント
- 同じツボには３つまで
- 熱い場合は我慢しないで外す
- 日によって変わる感じ方を観察する
強い耳鳴りや急な聞こえの変化は、突発性難聴など病気のサインかもしれません。
まずは耳鼻科での診察を優先し、異常がなければ、セルフケアとして聴宮への刺激を取り入れてみましょう。
食いしばりやストレスが原因で耳の不調が出ている方には、特におすすめです。
まとめ
聴宮は、耳のつまり・耳鳴り・音のこもり・あごの緊張などにおすすめのツボです。
とくにあごの使いすぎや食いしばり、ストレスが影響する耳の不調に◎。
ただし、耳鳴りや閉塞感が強い場合は、まず病院での診察を受けることが大切です。
セルフケアとして取り入れる際は、心地よい刺激で無理のない範囲で行ってくださいね。
必要であれば、鍼灸院での専門的なケアを併用するのも安心です。
