今日から、少しの時間でもいいから毎日、日常生活にラージャ・ヨーガを取り入れてみることにしました!
今はヨーガの学校の生徒なので、いろいろな種類のラージャ・ヨーガの実習動画をネットで自由に観られる環境にあります。ありがたい・・・!
時間と心にゆとりがある日は、動画を観ながら1時間ほどガッツリ実践。
忙しい日や余裕がないときは、5分だけでもアーサナ、呼吸法、瞑想、またはヨーガの智慧など、どれか一つだけでも取り入れてみようと思っています。
せっかくなので、やってみて感じた体と心の変化を記録しておきたくて、ここに残していくことにしました。
後から読み返したら絶対おもしろいはず!
今の私は、産後7ヶ月目。
筋力や体力はまだ以前のようには戻っていません。むしろ活動量が減ったぶん、筋力は確実に落ちている気さえします。泣ける!
でもその一方で、体にかかる負荷はかなり増えた自覚があります。
毎日8キロ以上の子どもを抱っこしたり、持ち上げたり、床に降ろしたり。
授乳で同じ姿勢が続いたり、外出時は荷物が増えたり。
さらに、急に寒くなってきたタイミングで子どもの夜泣きと夜間授乳の頻度が増え、睡魔に襲われながら、いつもは座位でしていた授乳を、柔らかいベッドの上で悪い姿勢のまましてしまった結果、1週間前には坐骨神経痛で苦しむことに。
(でもこの経験が毎日実践する意欲に繋がった)
以前に比べると、体全体がふわっと柔らかくなり、筋肉量が減ったような感覚があります。
前はもっとハリがあって、良い意味で「適度なかたさ」があったのになとびっくりしています。
今日は、子どもが1時間お昼寝してくれたので、その間に動画を観ながら1時間ヨーガを実践しました!
筋肉をギュッと緊張させるアイソメトリックの動きの中でも筋力を使うリズミカルな動きは、やっぱりまだまだしんどい・・・。
動画で指導してくださっている先生は、私より20〜30歳は年上の先生ですが、全然ついていけない場面もあります。
私は首こりを感じやすいタイプなのですが、頭を起こす系のアイソメトリックの動きは、10回のうち5回もすると首の前側がしんどくなり、頭を持ち上げるのがつらいくらい。
8回で限界を感じて休憩しました。
筋力は落ちてきているのに、頭蓋骨の重さはもちろん変わらないので、それを支える力が弱くなっているんだな〜と実感。
さらに、産前産後を通して、軽い息切れを起こすような運動もほとんどしていません。
週1回のダンス以外はしんどい運動などはしない生活が続いていたので、きっと心臓や肺の力も知らないうちに衰えているはず。
ヨーガの中で出てくるリズミカルな動きでは、すぐに息が上がってしまいました。
そのあと、呼吸と連動させたアーサナを行ってみると、特に腰やお尻まわりの緊張が強くなっていたことにも気づかされました。
今日は、自分の落ちてしまった体力や筋力、そして体の癖を改めて見つめ直す、とても良い機会になりました。
これを週1回とか、気が向いたときだけやっているペースでは、体の変化もゆっくりになりそうです。
だからこそ、これからしばらくは、毎日コツコツとラージャ・ヨーガを取り入れていきながら、自分の変化を観察してみようと思います!
ラージャ・ヨーガは、パタンジャリ『ヨーガ・スートラ』に基づく「心の科学」ともいわれるヨーガで、「心の作用の止滅」を目的とした体系的な実践です。
ヤマ・ニヤマ・アーサナ・プラーナーヤーマ・プラティヤハーラ・ダーラナー・ディヤーナ・サマーディという八支則(アシュターンガ・ヨーガ)を通して、身体・呼吸・感覚・思考を整えながら、心の働きを精妙に観察していきます。
西洋医学的にも、ゆったりとした呼吸や注意深い身体感覚への気づきは、自律神経のバランス調整やストレスホルモンの低下、心拍・血圧の安定、筋緊張の緩和、睡眠の質の改善などに役立つことが報告されています。
そのためラージャ・ヨーガは、感情や思考に振り回されにくい心身の土台をつくり、自分の本質的な部分とより深くつながって生きるための、非常に有効な方法です。
