年末年始は、生活リズムや食事、人付き合いが変わって、体と心がゆらぎやすい時期。
「なんかしんどい」「胃が重い」「眠りが浅い」「肩がこる」など小さなサインを感じたら、1分だけツボに触れて深呼吸してみてください。大きく崩れる前の“早めケア”が、年末年始を健やかに過ごすコツです
気疲れで疲労を感じた時のツボ3選

- 人が集まる場で気をつかって、帰宅後にどっと疲れる
- 「ちゃんとしなきゃ」で呼吸が浅くなり、ため息が増える
- 家族や予定の調整で頭がいっぱいになり、胸が落ち着かない
期門(きもん)

- 胸の下の肋骨のすき間
- 鎖骨の真ん中からまっすぐ下に降りたライン上で、胸の下あたり
内関(ないかん)

・手のひら側の手首のシワから、肘側に指3本分のところ
・手首の中央、腱と腱の間にあるくぼみ
※親指の腹と小指を腹をくっつけると2本の腱が浮き出てわかりやすい
神門(しんもん)

- 手首の内側、小指側の端(手首の横ジワ上)
- 手首を曲げたときに浮き出る腱の外側にあるくぼみ
寝不足で頭が休まらない時のツボ3選

- 来客や移動で生活リズムが崩れて、寝つきが悪い
- 布団に入っても考えごとが止まらず、眠りが浅い
- 夜中に目が覚めて、そのまま再入眠しづらい
失眠(しつみん)

- かかとの中央
百会(ひゃくえ)

- 両耳の先端を結んで交わるところ
湧泉(ゆうせん)

- 足の指を軽く曲げ、一番へこむ部分
- 土踏まずより少し上
食べ過ぎ・飲み過ぎで胃が重い時のツボ3選

- ごちそう続きで胃がもたれて、朝からスッキリしない
- 食べる時間が不規則で、胃腸が疲れている感じがする
- 飲みすぎ・食べすぎの翌日に、ムカムカやだるさが残る
中脘(ちゅうかん)

・おへそとみぞおち(胸骨の下端)の中間地点
・みぞおちから指4〜5本下あたりを軽く押してみて、やや圧痛のある場所が目安
足三里(あしさんり)

- ひざ下外側のくぼみに指を置く
- そこから指4本分下の場所
- 少し筋肉の膨らみがある部分
豊隆(ほうりゅう)

- ひざ下の外側と足首の外側の真ん中あたりから指2本分外側
お腹が張ってスッキリしない時のツボ3選

- 外食やお餅・甘いものが増えて、お腹が張りやすい
- 便秘・ゆるさなど、腸の調子が乱れやすい
- ガスが溜まる感じや、下腹が重い感じがある
天枢(てんすう)

- おへその中心から指3本分ほど外側
- 左右どちらにも同じツボがあります
大巨(だいこ)

- おへそから指3本分外側 → さらに指3本分下
陰陵泉(いんりょうせん)

- すねの内側、ひざの少し下
- ひざ下の内側にある骨(脛骨)のふちを指でなぞっていくと指が止まるような“くぼみ”
首肩ガチガチで頭も重い時のツボ3選

- 料理や片づけで立ち仕事が増え、肩がパンパン
- 長時間の運転・移動や座りっぱなしで首肩が固まる
- スマホ時間が増えて、首〜頭が重だるくなる
肩井(けんせい)

- 首のつけ根と肩先を結んだ中間あたり
- 反対の手で肩に触れたとき、中指が自然にあたるところ
合谷(ごうこく)

- 親指と人差し指の骨が合流する部分から、少し指先側のくぼみ
率谷(そっこく)

- 耳のいちばん上(耳尖)を基準にして、そこから指2本分ほど上
- 歯をくいしばると動くところ
年末年始は予定や人のペースに合わせがちで、体も心も「動きすぎ」か「動かなさすぎ」に振れやすい時期。まずは“ちょうどいい中間”を意識してみてください。
動きすぎの日は、家事や移動の合間に1〜2分だけ立ち止まって、肩を下ろして深呼吸。白湯や温かい飲み物を挟むだけでも、体がゆるみやすくなります。
逆に動かなさすぎの日は、「よし運動!」と気合いを入れなくてOK。トイレのついでに背伸び、台所でかかとの上げ下げ、寝る前に足首を回すなど、30秒の小さな動きを足すだけで巡りが変わります。
それから意外と疲れを増やすのが、長時間の同じ姿勢やスマホを見続けること。座りっぱなしや前かがみが続くと、首肩や腰が固まって呼吸も浅くなりがちです。
時間を決めて、1時間に一度は立ち上がる、首をすくめてストンと落とす、目を閉じて遠くを見る。そんな小さなリセットを入れてみてください。
そして何より大事なのが、“自分をいたわる時間”を先に確保すること
朝起きてすぐ、または寝る前に、1分だけツボに触れて深呼吸する、温かいお茶をゆっくり飲む、スマホを置いて目を閉じる。それだけでも「今日は私も大切にできた」という感覚が残ります。
最後にひとこと。忙しく動いてきた人も、静かに踏ん張ってきた人も、まずはこの1年、本当にお疲れさまでした。
新しい年も元気に過ごすために、年末年始は“整える時間”を少しだけ。完璧を目指さず、体に触れて、呼吸して、あたためて。あなたのペースで、来年の健康をコツコツ育てていきましょう
