こんな症状でお悩みの方におすすめ！
- 食いしばり・歯ぎしりがある
- あごがだるい、口が開けづらい
- 頬やこめかみがこわばりやすい
- 緊張すると奥歯に力が入る
- 頭痛や首こりとセットでつらい
ツボの場所をみつけよう！
頬車（きょうしゃ）
- えら（下あごの角）あたり
- 奥歯をグッとかみしめた時にふくらむ筋肉（咬筋）の中央付近
頬車は足の陽明胃経に属するツボです。
胃経は顔の前面を通り、頬・あご周りの緊張や口まわりの不調に関わる経絡。
頬車は噛む筋肉（咬筋）のこわばりをゆるめ、食いしばり由来のだるさや緊張を整えてくれます。
〜ツボの押し方〜
押し方
- ツボに指の腹を垂直にあてる
- やさしくじんわりと圧をかける
- ３〜５秒押して離してを数回繰り返す
ポイント
- 深呼吸しながら行うとよりGOOD
- 痛気持ち良い程度の強さでおす
〜お灸の据え方〜
据え方
- ツボの位置を確認
- お灸の台座を持ち先端に火をつける
- ゆっくりツボの上に置く
ポイント
- 同じツボには３つまで
- 熱い場合は我慢しないで外す
- 日によって変わる感じ方を観察する
食いしばりは、気づかないうちに頑張っているサインかもしれません。
頬車をゆるめると、あごだけでなく頭や首の緊張がほどけることもありますよ
ただ、頬まわりは皮膚がデリケートなので、こする・引っぱる（伸ばす）・強く押すのはNG。摩擦や強い刺激はたるみやシミの原因につながることがあります。指の腹でそっと当てて、じんわり圧をかけるくらいが安心です
痛みや開口のしづらさが強い時は、歯科・医療機関への相談も大切にしてくださいね。
まとめ
頬車は、食いしばり・あごのだるさ・頬のこわばりに頼れるツボです。
足の陽明胃経の流れにあり、口まわりの緊張をほどきます。
つらい時ほど無理にがんばらず、まず「ゆるめる」ケアから。
不調が続くときは、鍼灸で全身の緊張を整えるのもおすすめです。
少しずつ、リラックスできる時間を増やしていきましょう
