
こんにちは!鍼灸師りこです
6月に入り、そろそろ梅雨の足音が
聞こえてきましたね。
この時期になると、
「体が重だるくて、朝起きるのがツラい」
「休日はベッドから一歩も出られない」
というお悩みを抱える患者様がとても増えます。
その原因は、あなたの怠け心ではなく、
実は「自律神経の乱れ」かもしれません。
現代人の体は
「ブレーキの利きにくい車」?

私たちは普段、活動モードの「交感神経」と、
リラックスモードの「副交感神経」のバランスを
とりながら生きています。
大昔の人類は、リラックスしつつも、敵が来たら
パッと逃げられるように交感神経を優位にして
いました。
しかし、現代を生きる私たちはどうでしょう?
- 朝から晩まで仕事のタスクに追われる
- 遅くまでパソコンやスマホの画面を見つめる
これでは脳が常に興奮状態になってしまいます。
実は、リラックスのブレーキをかける「副交感神経」は、脳の支配下にあります。
脳が興奮しっぱなしだと、なかなかうまく
ブレーキがかけられません。
例えるなら、「アクセル全開で、ブレーキが利きにくい車」に乗って猛スピードで走っているような状態です。
これでは、心も体も疲れてしまうのは当然ですよね。
さらに、自律神経は「免疫」や「内分泌」とも
深い関わりがあります。
自律神経が乱れたままだと、将来的にがんなどの
大きな病気を引き起こす原因にもなりかねません。
だからこそ、「たかが疲れ」と放置せず、
今からケアしていくことが大切なのです。
忙しいあなたでもできる!お腹から整える自律神経ケア

自律神経を整えるために、今日からできる
一番の近道は「食事」です。
「毎日忙しくて、自炊なんて絶対に無理!
お惣菜やコンビニ頼み…」という方も、
全く問題ありません
完璧な手料理を目指さなくて大丈夫
選ぶものを少し変えるだけで、
体はちゃんと応えてくれます。
まずは、自律神経に欠かせない
2つの成分をおさらいしましょう
- L-トリプトファン(セロトニンの材料):
心を穏やかにする「幸せホルモン」を作ります。交感神経が高すぎると減ってしまうため、食事から補給する必要があります。 - レシチン(アセチルコリンの材料):
リラックスモードの「副交感神経」をしっかり働かせるために、なくてはならない成分です。
【実践編】コンビニ・お惣菜・外食でのリアルな選び方

では、具体的にどんなものを食べれば良いのでしょうか? お仕事帰りのコンビニやスーパー、外食先で、
ぜひお宝探しのように選んでみてくださいね。
① コンビニ・スーパーのお惣菜なら
カツ丼やパスタ単品でおしまい!にしがちですが、
そこに大豆製品か卵をひとつプラスする意識を持ってみてください。
- メインのプラスに: 冷奴、厚揚げの煮物、枝豆、パックの納豆
- スープを足すなら: 豆腐やワカメの入ったインスタントお味噌汁、豚汁
- サラダを選ぶなら: ゆで卵が乗ったサラダ、バンバンジー(蒸し鶏)、ポテトサラダ(卵やマヨネーズにレシチンが含まれます)
- お弁当なら: 定番の「鮭弁当」が優秀です。鮭にはトリプトファンだけでなく、その吸収を助けるビタミンB6も豊富に含まれています。
② 外食(居酒屋・定食屋さん)なら
もし外で食べて帰るなら、単品の麺類よりも、
おかずが選べる定食スタイルや、少しずつつまめる
居酒屋メニューが自律神経に優しくておすすめです。
- 定食屋さん: 「サバの塩焼き定食」「生姜焼き定食」などがベスト。大豆製品の小鉢(冷奴や大根おろしなど)が付いてくることが多いので、バランスがとりやすいです。
- 仕事帰りのサク飲み・居酒屋: 焼き鳥(ねぎま・レバーなど)、だし巻き卵、冷やしトマト、冷奴などをチョイス。実は居酒屋メニューって、自律神経に良いものの宝庫なんですよ。
③ 朝ごはん・間食なら
朝は1分でも長く寝ていたいですよね。包丁も火も
使わずに、片手で食べられるもので十分です。
- バナナ1本 + ヨーグルト(トリプトファンの黄金コンビです!)
- 豆乳や飲むヨーグルト(ストローをさして飲むだけでチャージ完了)
- 間食にするなら: 小腹が空いたときは、アーモンドなどのナッツ類や、ビタミンCが摂れるキウイ、みかんゼリーなどが脳の疲労を和らげてくれます。
まずは「お味噌汁を1杯足してみようかな」
「今日はパスタじゃなくて鮭弁当にしようかな」
という小さな選択からで大丈夫。その優しい選択が、将来のあなたを病気から守る1番の予防になります。

脳の興奮を落ち着かせる
「2つの夜習慣」

食事に加えて、夜の過ごし方を
少しだけ変えてみませんか?
- スマホを寝る1時間前に手放す
「ちょっと勇気が必要」かもしれませんが、脳の興奮を鎮める最高のスイッチになります。 - モヤモヤを紙に書き出してみる
頭の中のストレスをノートに吐き出すだけで、脳の負担がグッと減りますよ。 - 睡眠時間をしっかり確保する
寝不足は自律神経の最大の大敵。今日だけは早くベッドに入りましょう。
梅雨を乗り切る!おすすめのツボ3選

お家でのリラックスタイムに、
ぜひじんわり押してみてくださいね。
- 内関(ないかん)
- 場所: 手首の内側のシワから、
指3本分ひじ側に進んだところ。 - 効果: 自律神経の乱れを整え、胃のムカムカや心の不安を和らげます。
- 場所: 手首の内側のシワから、
- 足三里(あしさんり)
- 場所: ひざの皿のすぐ下のくぼみから、
指4本分下がったすねの外側。 - 効果: 胃腸の働きを活発にし、梅雨時期の「だるさ」や「重さ」を吹き飛ばします。
- 場所: ひざの皿のすぐ下のくぼみから、
- 神門(しんもん)
- 場所: 手首の横じわの小指側、
少し凹んでいるところ。 - 効果: 興奮した脳を落ち着かせ、深い睡眠へと導いてくれます。
- 場所: 手首の横じわの小指側、

どうしてもツラいときは、
プロの手を借りに来てください

セルフケアが良いのはわかっていても、
「もう何もする気力が湧かない…」
という日もありますよね。
そんなときは、どうか一人で抱え込まずに、
鍼灸治療を頼ってください。
当院の鍼灸治療では、
- 手足のツボを刺激して、乱れた自律神経の
スイッチを切り替える - ストレスでガチガチになった(交感神経に影響されやすい)筋肉を緩める
- 耳にある「迷走神経(副交感神経の代表)」が
影響するエリアへアプローチする
など、多くの治療法があります。
あなたのお体の状態に合わせて、
優しく丁寧に治療を行います。
お仕事帰りにふらっと立ち寄って、治療を受けて、あとはお家に帰って寝るだけ。それだけでも、立派な未来への病気予防になります。
これから梅雨が始まりますが、
「たとえ体調が揺らいでも、
また自分の力で元に戻せる体」
を、私と一緒に作っていきませんか?
いつでもサロンでお待ちしておりますね
